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category : サケ

2019/10/30
サケ自然産卵

庄川、増水中ですが、湧水、伏流水の豊富な分流などで、サケ遡上親魚、産卵床が確認されています。

サケ自然産卵
確認された産卵床

サケ自然産卵

サケ自然産卵
サケ親魚の様子

県内河川、庄川においても、捕獲尾数が少なく、厳しい状況が続いています。
庄川の遡上のピークは11月中旬ですので、これから捕獲尾数、自然産卵共に増えてくれることを願うばかりです。

posted at 2019/10/30(Wed) 15:45:30
修正

2019/10/27
川の様子、ヤナを乗り越えたサケ親魚

本日、射水市広上での天気は、雨、昨晩も多く雨が降っていました。
夕方、雨が上がった時間帯もありましたが、不安定な天候の1日でした。

川の様子、ヤナを乗り越えたサケ親魚
南郷大橋上流域の様子

明日はまた毎秒約100トンを超える増水となる予定です。
ヤナでのサケの捕獲に影響が出るため心配です。

川の様子、ヤナを乗り越えたサケ親魚
中越パルプ前の様子

川の様子、ヤナを乗り越えたサケ親魚
ヤナを乗り越えたサケ親魚♂

南郷大橋上流域右岸、河口より10.6km地点で、河口より5.4km地点にあるヤナを乗り越えたサケ親魚♂が、確認されました。
(2019年度、初確認の遡上サケ親魚、尾叉長 72.5cm、体重3.08kg、♂)

庄川では、本川、支流、共にヤナを乗り越え、上流域で産卵した親魚の調査を行なっております。
庄川のサケは11月中旬が遡上のピークであり、今回確認されたものは、早期に遡上した個体と思われます。
台風や雨による増水が続いており、無事産卵できたことを願うばかりです。

〜注意〜
内水面(河川、湖沼、用水等)におけるサケの採捕は、水産資源保護法及び富山県内水面漁業調整規則により、通年禁止されています。このため、採捕許可を受けていない者が、これらの区域でサケ及びサクラマスを採捕すると罰せられます。
斃死した個体においても同様ですので、特別採捕許可を得て、捕獲を行っています。

参考URL
富山県> 組織別案内 > 農林水産部 水産漁港課 > サケ及びサクラマス採捕の禁止について
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1615/kj00005838.html

◯内水面(河川、湖沼、用水等)におけるサケの採捕は、水産資源保護法及び富山県内水面漁業調整規則により、通年禁止されています。
 また、サクラマスの採捕は、富山県内水面漁業調整規則により、8月1日から12月31日まで禁止されています。

○ 河口付近の海面(別図に示す区域)におけるサケの採捕は、富山県漁業調整規則により、10月1日から12月31日まで禁止されています。

○ このため、採捕許可を受けていない者が、この期間にこれらの区域でサケ及びサクラマスを採捕すると罰せられます。
(増殖事業実施機関とその従事者以外には採捕を認めていません。)

罰則

○ 内水面におけるサケの採捕禁止規定に違反した者は、水産資源保護法第37条により罰せられます。
(1年以下の懲役、50万円以下の罰金、拘留又は科料)
○ 内水面におけるサクラマスの採捕制限規定に違反した者は、富山県内水面漁業調整規則第40条により罰せられます。
(6月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金、又は併科)
○ 河口付近の海面におけるサケの採捕制限規定に違反した者は、富山県漁業調整規則第55条により罰せられます。
(6月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金、又は併科)
posted at 2019/10/27(Sun) 18:09:15
修正

2019/10/26
サケ初水揚げ

本日、午前9時半から簗場にて、サケの初水揚げが行われました。
川が増水しているため、簗は水に沈んだ状態で、どれだけサケが入っているのか心配される中での水揚げとなりました。

サケ初水揚げ
デリッキを使ったサケの水揚げの様子
台風19号の影響で、足場が流された捕獲場所が、修復されて順調に水揚げが行われています。

サケ初水揚げ
デリッキで水揚げされたサケを網で捕まえる様子
多くの取材陣に囲まれて、飛び跳ねるサケの様子に自然と笑みがこぼれます。

サケ初水揚げ
捕獲されたサケを庄川漁連のトラックに積み込む様子

サケの雄が15尾、雌が14尾、サクラマスが5尾捕獲されました。
大きな増水で、捕獲カゴの上まで水位があったようなので、捕獲かごから出てしまった個体も多く、少ない捕獲数となりました。
まだ水量の多い状況なので、捕獲尾数、採卵数に大きな影響が出ることが懸念されます。
早く水量が落ち着いてくれることを願うばかりです。
posted at 2019/10/26(Sat) 12:31:21
修正

2019/10/25
朝日町宮崎漁港、サケ回帰親魚調査

本日、朝日町の宮崎漁港にて、サケの回帰親魚調査を行いました。

朝日町宮崎漁港、サケ回帰親魚調査
調査した43尾のサケ、海で漁獲された個体なので、銀ピカのサケが多いです。

ナンバリングし、1尾ごとに尾叉長 、体重、成熟具合を記録、鱗を採取、その後、頭を落とし、耳石を採取します。

朝日町宮崎漁港、サケ回帰親魚調査
頭を切り落とす様子

作業は1時間ほどで終了しました。

県東部でのサケの水揚げが少なく、予定していた80尾の採集が出来なかったため、不足分をまた後日、採集する予定です。
海面、内水面共に、サケの漁獲が上向いてくれることを願うばかりです。

朝日町宮崎漁港、サケ回帰親魚調査
耳石を採取する様子

今回の調査は、平成23年度から平成26年度まで実施された、さけます資源高品質化事業の放流効果を確認するための、回帰親魚効果調査で、高品質なさけ・ます資源の放流適地を把握するため、鮭親魚の耳石を調べ、放流地域を特定するための調査です。

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。

耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施標します。

庄川では、平成23年度(2011年度)より毎年、標識を施したサケ稚魚を放流していますので、今回調査した回帰親魚に庄川のものが含まれている可能性もあります。
今後の調査結果が楽しみです。
posted at 2019/10/25(Fri) 17:07:55
修正

2019/10/17
簗場、サケ救出作戦

今日は、台風19号で損傷した簗を復旧するため、
簗の捕獲カゴに入っている魚を取り出す作業が行われました。
捕獲カゴまで通じるスロープは損傷して危険なため、
増水して濁りのある流れの中、簗の上を通って、網でサケを陸まで運びました。
簗場、サケ救出作戦
捕獲カゴに向かう、漁連の職員とサケマス協議会の方々
簗場、サケ救出作戦
捕獲カゴの中からサケを取り出す様子
簗場、サケ救出作戦
サケに交じって、サクラマスも1尾捕獲されました。


posted at 2019/10/17(Thu) 16:48:01
修正

2019/10/11
サケ捕獲情報、増水のお知らせ

10/11、本日もヤナにて、サケを7尾捕獲することができました。

サケ捕獲情報、増水のお知らせ
捕獲カゴの様子

サケ捕獲情報、増水のお知らせ
蓄養の様子

サケ捕獲情報、増水のお知らせ
魚体の美しい雄サケ

昨日、捕獲された7尾と合わせて、14尾(♂8尾、♀6尾)がふ化場に蓄養され、10/13にサケの初採卵を予定しています。

台風が心配ですが多くのサケが遡上してくれることを願うばかりです。
posted at 2019/10/11(Fri) 19:21:54
修正

2019/10/10
サケ初捕獲

庄川のヤナ施設ですが、10/6(日)にメインとなります左岸側の設置が完了し、10/7(月)に瀬替えを行い、水を引き込んでおります。

サケ初捕獲
捕獲カゴの様子

10/8(火)に2尾が確認され、10/9(水)に2尾、今朝、3尾追加で入っていたので、捕獲カゴの中に人が直接入って捕獲し、庄川ふ化場へ運搬しました。

サケ初捕獲
捕獲カゴのサケの様子

♂4尾(小型サケ1尾)、♀3尾、計7尾の捕獲となりました。
サクラマスについては、まだ確認がありません。

サケ初捕獲
捕獲された雄サケ
posted at 2019/10/10(Thu) 16:03:19
修正

2019/10/06
サケ捕獲ヤナ施設設置と捕獲にかかる安全祈願祭

例年、庄川では、10月の第1週の土日に、高岡市石瀬地先にてサケ捕獲のためのヤナを設置、サケ親魚の捕獲を始めます。
ヤナ設置から12月上旬まで捕獲し、11月中旬が捕獲のピークとなります。

サケ捕獲ヤナ施設設置と捕獲にかかる安全祈願祭
安全祈願祭の様子

10月6日(土)には、作業の安全を願うため、安全祈願祭が行われました。

本日は、高岡市側のヤナ設置の作業となります。
来週に、中州を挟んで射水市側となる、和田川側にもヤナを設置し完成となります。

サケ捕獲ヤナ施設設置と捕獲にかかる安全祈願祭

11月からは、同会場で、サケ祭りも開催されます。
今年も多くのサケが遡上してくることを願っています。

サケ捕獲ヤナ施設設置と捕獲にかかる安全祈願祭
posted at 2019/10/06(Sun) 10:21:28
修正

2019/10/04
2018年度本州日本海側河川に回帰したサケの小型化

日本海区水産研究所における業務内容や研究開発成果などを紹介するための情報誌、日本海 リサーチ&トピックスに2018年度本州日本海側河川に回帰したサケの小型化、著者:飯田真也(資源管理部・沿岸資源グループ)について掲載されています。
昨年、庄川で捕獲、サンプリングし、解析していただいたデータも掲載していただいています。
今年もこれからサケのシーズンとなりますが、小型サケや気になる個体など注視してサンプリングしていきます。

2018年度本州日本海側河川に回帰したサケの小型化
↓↓PDFデータ↓↓
2018年度本州日本海側河川に回帰したサケの小型化


リンク
日本海区水産研究所-刊行物等-日本海 リサーチ&トピックス (ISSN 1882-1758)
http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/pub/rt/
posted at 2019/10/03(Thu) 22:21:27
修正

2019/03/12
サケ放流

本日は、今シーズン最後のサケ稚魚放流を行いました。
朝から雨が降ったり止んだりと、肌寒い状況でしたが、サケ稚魚達は元気に泳いでいきました。

サケ放流
3月8日のサケ稚魚給餌の様子

今シーズンは、捕獲が伸びず、H20年〜H29年平均捕獲尾数26,865尾に対して、10,563尾、過去10年平均の39%と、親魚確保が非常に厳しい状況の中、サケマス協議会をはじめ、関係各位の皆さまの協力もあり、9,310千粒を採卵し、8,795千粒の発眼卵を確保することができました。

サケ放流
積み込みの様子

収容卵数7,818千粒に対して、7,390千尾のサケ稚魚を放流し、生残率は94.5%でした。
雪の少ないシーズンとなりましたが、全体を通して水温は低く安定しており、河川水の藻、ヘドロも例年と比較して少なく、仔魚期においても、大きな問題はなく、飼育、給餌状況も良好で、無事放流までこぎつけました。

サケ放流
放流の様子

今季は新規事業として、200千粒の発眼卵放流を実施し、生残状況を確認したところ、生残率97.8%、194〜197千尾が稚魚に育って川を下ったと考えられ、良好な結果が得られました。
今後は、リスク分散、省力化、省コスト化の観点からも、養魚場で管理した飼育魚の放流だけでなく、河川を利用した増殖手法や自然産卵を促すなど、野生魚の保全に目を向けた取り組みを推進し、サケ資源の増大につなげていきたいと考えています。

↓↓↓↓2019年3月8日、サケ稚魚給餌の様子↓↓↓↓


サケ稚魚たちを放流し、寂しい思いもありますが、4年後、大きくなって庄川に沢山帰ってきてくれることを期待したいです。
posted at 2019/03/12(Tue) 17:41:29
修正
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