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2019/12 diary

2019/12/19
ALC溶液での施標完了

昨日から行なっていたサケ発眼卵へのALC溶液での施標が完了しました。

ALC溶液での施標完了
左:ALC溶液での施標卵 右:通常卵
24時間浸漬させたので、しっかり色がついています。

山葡萄のように赤紫色になりました。

表面の色は抜けていきますが、耳石にはしっかり色が残るようです。

天候や増水が心配ですが、12/24,25に予定している発眼卵放流が楽しみです。

年の瀬の忙しい盛り、クリスマスイヴとクリスマスにご協力いただく皆様には、大変感謝しております。
posted at 2019/12/19(Thu) 19:43:31
修正

2019/12/20
サケ捕獲のためのヤナ施設、原状回復検査

高岡市石瀬に設置しておりましたサケ捕獲のためのヤナ施設の撤去、鮭まつり会場の撤去が完了し、原状回復検査をしていただきました。

サケ捕獲のためのヤナ施設、原状回復検査

サケ捕獲のためのヤナ施設、原状回復検査

検査の様子

サケ捕獲のためのヤナ施設、原状回復検査
撤去前のヤナの様子

原状回復検査も終わり、これからは、本格的な冬、サケにとってはふ化して、随時浮上してくる稚魚の飼育へと入っていきます。
posted at 2019/12/20(Fri) 18:41:27
修正

2019/12/21
養魚池によるサケ仔魚の管理

ここ最近は、随分と暗くなるのが早くなってきましたね。

明日、12月22日は、冬至、1日の日照時間が最も短い日となります。

さて、サケの飼育ですが、採卵した卵の管理、ふ化した仔魚の管理、耳石標識の施標作業、発眼卵放流など、多くの作業を随時こなしています。

庄川のサケは、場内の井戸水と河川水、湧水を混合したものを飼育水としています。

養魚池によるサケ仔魚の管理
養魚池での浮上の様子

ふ化してから、お腹のさいのうを吸収して浮上するまでは、浮上槽というボックスに収容するもの、養魚池にふた板をかけて収容するものとがあります。
飼育水の水温は雪がないのも影響し、高めで、11℃〜12℃で変動しています。
もう少し、水温が下がってほしいところです。

養魚池によるサケ仔魚の管理
養魚池への収容時の様子

養魚池のサケ仔魚の積算温度(受精から1日の平均水温を累積したもの)は、700℃を越えて、魚らしくなってきました。

養魚池によるサケ仔魚の管理

積算温度、950℃前後になり、さいのうの吸収が確認されれば、飼育開始となります。
放流まで大切に育てていきます。
posted at 2019/12/21(Sat) 18:01:32
修正

2019/12/22
川の様子、水量70トン

ダムの放流により、庄川の水位が高くなっています。
そのため明後日から予定されている、発眼卵放流が心配されます。
今日、放流予定場所を見た感じでは、
流れも速く、放流には厳しい条件でした。
川の様子、水量70トン
中パ前の様子
川の様子、水量70トン
南郷大橋を上流から
川の様子、水量70トン
濁り具合
濁りは出ていませんが、水位の減少を考慮すると、
流速の速い場所で放流することになりそうです。
24日の天気は雨となっていますが、水量が増えないことを願います。
本日南郷大橋周辺の水温は8.5℃でした。
posted at 2019/12/22(Sun) 16:46:54
修正

2019/12/23
明日、サケの発眼卵放流

ALC溶液にて施標したサケ発眼卵の塩ビ管使用による直まき放流を明日、行う予定となっており、本日は、作業をされる皆さんへ発眼卵放流に関する説明と使用する道具の準備や卵の計数を行いました。

明日、サケの発眼卵放流

日本海区水産研究所の方々、長野大学、東北大学、新潟大学の学生さん達に来所していただきました。
年の瀬のこの忙しい、青春時代の貴重なクリスマスイヴとクリスマスを庄川のサケのためにお集まりいただき、感謝しても仕切れません。

明日、サケの発眼卵放流
明日、放流される発眼卵

明日、サケの発眼卵放流
餌やり体験の様子

明日は、朝早くから発眼卵放流作業ですが、水量は30トン前後、10時から65トンと増水する予定となっています。
作業をする南郷大橋周辺では、午後より増水となりますので、午前中いっぱい作業を行います。
安全第一、健康第一で作業ができればと思います。
学生さん達には、青春の1ページの良い思い出に庄川サケの発眼卵放流を刻んでいただければ幸いです。
posted at 2019/12/23(Mon) 17:13:37
修正

2019/12/24
サケ発眼卵放流

本日は、長野大学、東北大学、新潟大学の学生さん、日本海区水産研究所、富山県水産研究所の皆さんと共にサケ発眼卵の塩ビパイプ使用による直まき放流を行いました。

サケ発眼卵放流
朝から、雨が降り、気温も低い、厳しい状況下でしたが、元気な学生さん達のおかげで作業もスムーズに進みました。

サケ発眼卵放流
発眼卵放流の様子
20cmほど穴を掘り塩ビパイプを指します。
1箇所300粒の卵を流し込み、そっと塩ビパイプを抜き、放流完了となります。

できる限り砂の少ない場所、程々の流速のある場所、塩ビパイプを抜くときに発眼卵が出てこないようにそーっと砂利をかぶせながら固めるなど注意点はありますが、少しやると慣れてきます。

サケ発眼卵放流

放流場所は石の大きさ、ほぐれ具合などが良く、比較的掘りやすいことと、昨年参加された方が、今年も参加していただいたこともあり、午前中の作業だけで、約13万粒の放流が完了しました。
放流された発眼卵は、1〜2週間でふ化するかと思います。
少しでも多く生残し、稚魚となって生育してくれること、もちろん、4年後に大きくなって帰ってきてくれることを願うばかりです。

今日、明日で20万粒の発眼卵を放流する予定となっていますが、皆さん力強く効率良く作業されており、順調にいきそうです。
posted at 2019/12/24(Tue) 17:57:30
修正

2019/12/25
サケ発眼卵放流 2日目

サケ発眼卵放流-2日目
長野大学、東北大学、新潟大学の学生さん、日本海区水産研究所、富山県水産研究所の皆さんと共にサケ発眼卵の塩ビパイプ使用による直まき放流を行いました。

サケ発眼卵放流 2日目
南郷大橋下流域
発眼卵放流の様子

朝から天気良く、快晴で、雨が降っていた昨日より、作業のしやすく、冷え込みは、激しかったですが、気持ちの良い中での作業となりました。

サケ発眼卵放流 2日目
作業風景

2日間で、20万粒の発眼卵を667箇所(1箇所300粒)へ埋設できました。
学生さん達も川原を掘るのにも慣れて元気よく作業をされており、総作業時間は3時間と非常に効率的に作業が完了しました。

サケ発眼卵放流 2日目

庄川のサケのために、皆さんで協力して行った作業が良い思い出になれば幸いです。

今回の発眼卵放流は放流して終わりではなく、発眼卵放流の際に合わせて発眼卵が入った虫カゴのような容器も各ポイント12箇所で埋設しています。
3月頃に回収し、生残率を確認する予定となっています。
また今回の発眼卵放流群にはALC溶液により、耳石に標識をつけていますので、発眼卵放流されたサケがふ化、浮上して海に降り、大きくなって庄川に回帰する際に、例年行なっているサンプリング調査で回帰率の推定も行う予定です。
サケは主に4年で回帰しますので、結果が分かるまで長い年月がかかりますが、楽しみです。
posted at 2019/12/25(Wed) 18:06:14
修正

2019/12/26
発眼卵放流、作業効率

12月24日、25日に行われた発眼卵放流の作業効率が推定されました。

発眼卵放流、作業効率
1チーム60分で14.16千粒ということで、非常に高い作業効率でした。
(2016,2017は三面川での作業)

発眼卵放流、作業効率

これも学生さんたちの頑張りのおかげかと思います。

また、この取り組みを富山テレビさんに取り上げていただきました。
リンク先
https://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=78c6c20c92f5a47d494a51e26886bc0a
posted at 2019/12/27(Fri) 18:34:19
修正

2019/12/27
ALC標識施標-無給餌場内流下放流群

本日は、先日の発眼卵放流に引き続き、サケ無給餌場内流下放流群のためのアリザリンコンプレクソン(ALC)標識を施す作業を行いました。

通常のサケ稚魚放流では、給餌し、大きくしてから、トラックへ積み込み、輸送放流しています。
庄川ふ化場の排水はいくつかの支流を経て、庄川へつながっているので、場内から流下放流したものが、庄川、海へ行き、親魚として回帰してくれれば、トラック輸送、飼育にかかる経費を削減できます。省コストだけでなく、トラック輸送によるストレスもなくなりますし、回帰親魚が場内まで戻ってきてくれる可能性もあるので、楽しみです。

ALC標識施標-無給餌場内流下放流群
ふ化槽に発眼卵を収容

200ppmとなるよう調整したALC溶液を流し込みます。
赤紫色でバスクリンのようなイメージです。

ALC標識施標-無給餌場内流下放流群

ポンプ循環で24時間浸漬させます。

ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができますが、発眼卵放流では1回施標で1つのリング、今回は、年明けにももう一度施標して、2つのリングが確認できるようにするため、識別が可能となります。

浮上し、流下するのは、3月に入ってからなので、それまで、滞りなく生育し、放流できること、4年後の回帰親魚から良い結果が得られることを心より願っています。
posted at 2019/12/27(Fri) 18:59:32
修正

2019/12/28
人工産卵床の様子

人工産卵床の様子
南郷大橋を上流から

人工産卵床の様子
24日に発眼卵放流をした場所の全景

人工産卵床の様子
放流場所拡大

河川の水量が90トンまで上がったので、心配になり発眼卵の放流場所まで行ってきました。
水量は多かったものの、産卵床は砂で目詰まりすることもなく、状態を保っていました。
産卵床付近の水温は9.1℃でした。
posted at 2019/12/28(Sat) 17:01:21
修正
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