昇順 / 降順
2019/12 diary

2019/12/01
12月になりました。

早いもので、12月に入り、令和元年も残り1ヶ月を切りました。
本日は、天気良く、気持ちの良い日でしたが、来週より天気が崩れ、雪の予報も出ています。

川の様子
12月になりました。

12月になりました。

12月になりました。

災害クラスの大雪は、勘弁ですが、サケの飼育にとっては、気温、水温がある程度低くなってもらえたほうが良いので、雪の予報が嬉しいのは職業病でしょうか

漁期終了のお知らせ
アユ漁は11月30日で漁期終了となりました。
お間違えのないようにお願いします。
posted at 2019/12/01(Sun) 17:03:06
修正

2019/12/02
雨が降り、流入水濁り

本日、雨が降り、一時雨風も強い状態となりました。

場内の飼育水に使用している流入水が濁り、心配です。

雨が降り、流入水濁り
posted at 2019/12/02(Mon) 18:42:31
修正

2019/12/03
遡上系サクラマス採卵

12月1日、簗で捕獲された遡上系サクラマスの採卵を行いました。

この時期での捕獲、採卵は非常に珍しいです。

遡上系サクラマス採卵
捕獲されたサクラマス
posted at 2019/12/02(Mon) 18:45:05
修正

2019/12/04
親魚用サクラマス 選別作業

庄川養魚場で飼育しているサクラマスの採卵が終わり、空いた池に、来年、採卵する2017年採卵群(2歳魚)のスモルト選別、移動を行いました。

親魚用サクラマス 選別作業

スモルトとパーマーク

親魚用サクラマス 選別作業

庄川では、河川で捕獲されたサクラマスから採卵した群(遡上系)、池で継代飼育した群(地産系)を分けて飼育しています。
今シーズンの選別では、尾叉長 20cm〜25cm、遡上系では、平均体重192g、スモルト率85%、地産系では、100g〜130g(飼育池が複数ありバラツキあり)、スモルト率80%という結果でした。

サクラマスにおいては、スモルト放流尾数の増加、放流地点の最適化など、資源増大のため、様々な取り組みを行なっていますが、遡上生態の解明、産卵場の特定や遡上可能流域の拡大、環境改善など、川に目を向けた取り組みも推進して参ります。
posted at 2019/12/03(Tue) 18:42:27
修正

2019/12/05
サケ採卵終盤

12月4日、5日とサケの採卵を行いました。
過去に例のない程の不漁の今シーズン、12月に入ってからも捕獲が伸びず、一桁の日も多くなってきました。

サケ採卵終盤

サケ採卵終盤

サケの受精卵、ふ化槽収容後

12月5日までの採卵数は、約530万粒と計画の900万粒に対して、約60%となっており、非常に厳しい状況です。

ヤナの撤去は14日、15日を予定しており、瀬替え作業の関係で、12日までが捕獲となります。
残り僅かですが、出来る限り、採卵し、来年、健康で大きなサケ稚魚を放流できるよう尽力します。


posted at 2019/12/05(Thu) 14:57:28
修正

2019/12/06
サケ1万粒採卵、川の様子

本日、射水市広上での天気は雨、富山市では朝、平野部でも少し積雪があったようです。

サケ1万粒採卵、川の様子
南郷大橋上流域の様子

午前中の気温は3℃と低く、15時、射水市広上地先の河川水温は、9.6℃と10℃を切りました。

サケ1万粒採卵、川の様子

朝のサケ水揚げは、メス5尾、オス4尾と少なく、4尾のメスから10千粒の採卵を行いました。
サケ1万粒採卵、川の様子
posted at 2019/12/06(Fri) 18:13:49
修正

2019/12/07
庄川養魚場、流入水

冬季の場内の飼育水は井戸水と親司川を流れる河川水と湧水の混合水を混合して使用しています。

庄川養魚場、流入水
河川水と湧水が流れる親司川の様子(庄川養魚場源水)

砺波から流入している河川水温は9.1℃と低いですが、湧水が14.8℃あり、混合水では、12.5℃となっています。
この12.5℃の流入水と場内13.5℃の井戸水の混合水で13℃前後の飼育水温となっています。

庄川養魚場、流入水
河川水温、9.1℃

庄川養魚場、流入水
湧水、14.8℃

サケの浮上にとっては、10℃前後まで水温が下がってほしいところなので、気温が低くなることと雪を切望しております。
posted at 2019/12/06(Fri) 18:24:18
修正

2019/12/08
川の様子、産卵後サケ親魚


川の様子、産卵後サケ親魚
庄川は穏やかに流れています。
15時、射水市広上地先での河川水温は10.3℃となっています。

川の様子、産卵後サケ親魚
大門大橋上流域に産卵後のサケ親魚、産卵床が多く確認されました。

その亡骸に、稚魚から海へ出て、長い旅を経て、役目を終えたサケの儚さを感じます。
posted at 2019/12/08(Sun) 21:30:08
修正

2019/12/09
川の様子

朝は、放射冷却で冷え込んでいましたが、日中は、陽が出て、気持ちの良い日となりました。

川の様子
南郷大橋上流域の様子

広がる青空、心が洗われます。
posted at 2019/12/09(Mon) 19:38:17
修正

2019/12/10
サクラマス採卵

サクラマスがまたヤナで捕獲されました。
この時期の捕獲、採卵は、過去に例がないです。

サクラマス採卵
左から採卵されたメスのサクラマス、庄川養魚場地産系パーマークオス(2歳魚)、オスのサクラマス、小型サケとなっています。

サクラマス採卵
採卵された卵
ヤナで捕獲された段階で、産んでいたようで、155粒しか卵がありませんでした。
地産系2年魚のオスで受精させましたので、経過観察していきます。

小型サケは、尾叉長 49cm、体重1kgほどと採卵したメスのサクラマス(尾叉長 59cm)より小さいです。
posted at 2019/12/09(Mon) 20:07:22
修正
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