reload
«« サケ稚魚放流(新聞記事) | main | 川の様子 »»

«« カテゴリ内前記事(サケ稚魚放流(新聞記事)) | サケ | カテゴリ内次記事(サケ給餌の様子) »»

 
» 耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流 date : 2019/01/29
1月29日、耳石標識コード2,1,2を施標したサケ稚魚の放流を行いました。

耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流
サケ稚魚計測の様子

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。

耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施します。

耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流
放流の様子

朝は凍結などありましたが、日中は大きな天候の崩れもなく放流日和でした。
今後の耳石標識魚放流は2月12日に2,4nH群、2月22日に2,6nH群を放流予定です。

耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流
耳石に施標された標識


庄川においては、異なる標識を施標したサケ稚魚を同サイズで時期をずらして放流し、主に4年で回帰するサケ親魚の耳石をサンプリングし解析することで、放流適期を探ろうと取り組んでいます。
4年後には、元気に大きくなってたくさん帰ってきてほしいです。
  posted at 2019/01/29 17:00:01
lastupdate at 2019/01/29 17:00:01
»category : サケ修正

:: pplog ::