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» サクラマス放流 稚魚 スモルト date : 2022/03/24
3/24、午前中に、太田橋上流でサクラマスの稚魚放流を行い、午後からは、中田橋の上流にてスモルト放流を行いました。
用水止めと雪溶けの影響もあり、庄川は増水していました。
放流した魚は、岸際や緩みで泳ぎ、慣らしているようでした。

サクラマス放流 稚魚 スモルト
サクラマス稚魚、計量の様子

午前の稚魚放流は、平均体重0.7gで81kg、115,000尾と平均体重2.3gで100kg、42,100尾の放流となりました。

午後からのスモルト放流は、親魚として残す分は池へ戻して、平均体重33gで74kg、2,200尾となりました。

サクラマス放流 稚魚 スモルト
稚魚放流の様子

明日も庄川は、昼頃にかけて180トンまで増水の予定です。
15時、庄川の河川水温は、6.6℃、濁りあり。

サクラマス放流 稚魚 スモルト
放流された稚魚の様子

令和3年度のサクラマス1年魚スモルトは、3/22、23、24にかけての合計で37,000尾、1,034kgとなりました。(スモルト率82.5%)
放流体重は、22g〜33g、平均28g、そのうち脂鰭を切除した個体は、22,000尾で約60%となっています。

参考:サクラマス1年魚スモルト放流尾数
令和3年度放流実績:約37,000尾
令和2年度放流実績:約41,900尾
令和元年度放流実績:約36,800尾
平成30年度放流実績:約25,400尾
平成29年度放流実績:約17,000尾

近年、サクラマス1年魚の飼育池面数を増やしてきたことが、放流尾数にも結びついています。
今後は、鰭切り標識などでスモルト放流の放流効果を評価できればと考えています。
資源量が激減しているサクラマス、スモルト放流尾数の増大の成果が出て、1尾でも多く、サクラマスとなって庄川へ帰ってきてくれることを願うばかりです。

脂鰭を切除した個体を含むスモルト放流された個体は、これから海へ出て大きなサクラマスとして回帰するのは、来年になります。
しかしながら、今シーズンの漁期中にも、降河中の個体や河川に残った個体などが、釣りや網で捕獲されることがあるかと思います。
脂鰭のないサクラマスが捕獲された場合は、是非とも一報いただけると幸いです。
  posted at 2022/03/24 16:35:06
lastupdate at 2022/03/24 17:59:06
»category : サクラマス修正

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