reload
«« アユ漁残りわずか | main | 川の様子 »»

«« カテゴリ内前記事(サケ、サクラマスふ化) | サケ | カテゴリ内次記事(サケ繁殖形質調査) »»

 
» 川の様子、サケのふ化、自然産卵 date : 2019/11/21
川の様子

川の様子、サケのふ化、自然産卵


川の様子、サケのふ化、自然産卵
南郷大橋上流域で、自然産卵を終えた雄のサケ親魚が確認されました。
死後数日しか経っていなさそうな状態でした。

川の様子、サケのふ化、自然産卵
庄川ふ化場内では、10月15日に採卵した、サケ卵のほとんどがふ化完了しています。
庄川ふ化場の井戸水は14℃前後です。
積算温度(受精から毎日の平均水温を足して累積した温度)で、450℃前後よりふ化が始まり、500℃を超えてくると、ほとんどの卵のふ化が完了します。

10℃前後の水温で管理するのが理想なので、河川水と井戸水を混合して、飼育管理しますが、年々、河川水量が少なくなったり、水温がなかなか下がらず、苦労しています。

写真は曝気した井戸水での浮上試験のものです。
サケマス類の管理は、仔魚期、浮上までが、重要と考えており、様々な試験を行なって、良い手法を模索しています。
水温が高いので、年内で浮上、餌やりが始まりますが、放流まで元気に育ってほしいものです。

  posted at 2019/11/21 17:56:32
lastupdate at 2019/11/21 17:59:25
»category : サケ修正

:: pplog ::