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» サケ繁殖形質調査 date : 2019/11/23
例年、庄川では、10月下旬から12月上旬の5旬において、旬毎に、回帰したサケ、雌50尾、雄50尾をサンプリングし、尾叉長 、体重計測、鱗、耳石採集を行なっています。

サケ繁殖形質調査
尾叉長 、体重計測の様子

また、繁殖形質としてメス親魚の卵径および孕卵数が日本各地の水系で調査されています。
庄川においても、例年、遡上のピークである11月中旬に繁殖形質調査を行なっています。
繁殖形質調査では,メス1尾毎に卵の全重量が1g単位で計測され、卵重、孕卵数などを調査します。

サケ繁殖形質調査
繁殖形質調査の様子

今年の庄川サケは、過去に例のない程の不漁であることに加え、尾叉長 60cm未満の小型サケが多く確認されています。
昨年から、小型サケは、サンプリングし、研究機関に回析していただいていますが、今年は、昨年を遥かに上回る個体数をサンプリングしています。

サケ繁殖形質調査
小型サケ

複合的な要因があり、不漁や小型化の原因究明は、非常に困難なことかとは思いますが、全国各地で実施されている様々な調査、研究により、有効な具体的対策が迅速に講じられることを願うばかりです。
  posted at 2019/11/20 16:30:26
lastupdate at 2019/11/23 16:58:17
»category : サケ修正

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