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category : サクラマス

2020/03/24
サクラマス1年魚スモルト放流

3月23日、午後より、サクラマス1年魚スモルト放流を行いました。
庄川右岸中田橋上流域、15,400尾の放流となりました。

内訳としては、簗で捕獲したサクラマス親魚から採卵した遡上系を6,300尾、養魚場で継代飼育している親魚から採卵した地産系を9,100尾の放流となります。

サクラマス1年魚スモルト放流
計量の様子

サクラマス1年魚スモルト放流
積み込まれるサクラマスの様子

サクラマス1年魚スモルト放流
放流の様子

令和元年度のサクラマス1年魚スモルト放流尾数は、17日の放流、支流への放流も含め、約36,800尾(遡上系6,300尾、地産系30,500尾)となりました。

平成30年度(昨年度)の放流尾数実績は、約25,400尾(平均体重25g)を庄川右岸射水市大門地先にて放流しており、昨年比145%となっています。
平成29年度の実績は、約17,000尾でしたので、2年前と比較すると2倍以上、放流尾数を増加させることができています。
サクラマス1年魚の飼育池面数を増やしてきたことが、放流尾数にも結びついています。
また放流時期、放流場所においても分散放流を行い、サケ稚魚へも配慮したものに変更しています。
稚魚放流、スモルト放流と回帰率が気になるところですが、1尾でも多く、サクラマスとなって庄川へ帰ってきてくれることを願うばかりです。
posted at 2020/03/24(Tue) 12:02:26
修正

2020/03/18
サクラマス1年魚スモルト放流

3月17日、午後、サクラマス1年魚スモルト放流を行いました。

尾叉長15cm前後、平均体重32.7gの幼魚を、太田橋上流域で9900尾、中田橋上流域で9800尾の放流となりました。

サクラマス1年魚スモルト放流

サクラマス1年魚スモルト放流
太田橋での放流風景

サクラマス1年魚スモルト放流
中田橋上流での放流風景

これから、海へと下り、来春には、サクラマスとなって遡上してくれることを願うばかりです。
posted at 2020/03/18(Wed) 11:43:40
修正

2019/12/14
神通川支流井田川、サクラマス発眼卵放流

12月13日は、快晴で、立山、五箇山が綺麗に見える富山に生まれて良かったなと思える気持ちの良い一日となりました。

神通川支流井田川、サクラマス発眼卵放流

神通川支流井田川で行われた、サクラマスの発眼卵放流に同行させていただきました。

神通川支流井田川、サクラマス発眼卵放流

浅瀬に鋤簾や三俣鍬で穴を掘り、塩ビ管を立てて、サクラマスの発眼卵を流し込み埋設します。
閉塞していたり、大きな石があるとなかなか掘るのが大変な作業です。

神通川支流井田川、サクラマス発眼卵放流

4人、4チームで、178箇所に1箇所約500粒、10万粒前後の発眼卵を埋設しました。
仮に発眼卵放流でのサクラマスの回帰率が0.01%だった場合、10万粒から100尾程のサクラマスになるかと思われます。

庄川でも、クリスマス付近に、サケの発眼卵放流を予定していますが、1尾でも多く生育してくれることを願うばかりです。


posted at 2019/12/13(Fri) 18:48:18
修正

2019/12/10
サクラマス採卵

サクラマスがまたヤナで捕獲されました。
この時期の捕獲、採卵は、過去に例がないです。

サクラマス採卵
左から採卵されたメスのサクラマス、庄川養魚場地産系パーマークオス(2歳魚)、オスのサクラマス、小型サケとなっています。

サクラマス採卵
採卵された卵
ヤナで捕獲された段階で、産んでいたようで、155粒しか卵がありませんでした。
地産系2年魚のオスで受精させましたので、経過観察していきます。

小型サケは、尾叉長 49cm、体重1kgほどと採卵したメスのサクラマス(尾叉長 59cm)より小さいです。
posted at 2019/12/09(Mon) 20:07:22
修正

2019/12/04
親魚用サクラマス 選別作業

庄川養魚場で飼育しているサクラマスの採卵が終わり、空いた池に、来年、採卵する2017年採卵群(2歳魚)のスモルト選別、移動を行いました。

親魚用サクラマス 選別作業

スモルトとパーマーク

親魚用サクラマス 選別作業

庄川では、河川で捕獲されたサクラマスから採卵した群(遡上系)、池で継代飼育した群(地産系)を分けて飼育しています。
今シーズンの選別では、尾叉長 20cm〜25cm、遡上系では、平均体重192g、スモルト率85%、地産系では、100g〜130g(飼育池が複数ありバラツキあり)、スモルト率80%という結果でした。

サクラマスにおいては、スモルト放流尾数の増加、放流地点の最適化など、資源増大のため、様々な取り組みを行なっていますが、遡上生態の解明、産卵場の特定や遡上可能流域の拡大、環境改善など、川に目を向けた取り組みも推進して参ります。
posted at 2019/12/03(Tue) 18:42:27
修正

2019/12/03
遡上系サクラマス採卵

12月1日、簗で捕獲された遡上系サクラマスの採卵を行いました。

この時期での捕獲、採卵は非常に珍しいです。

遡上系サクラマス採卵
捕獲されたサクラマス
posted at 2019/12/02(Mon) 18:45:05
修正

2019/12/02
雨が降り、流入水濁り

本日、雨が降り、一時雨風も強い状態となりました。

場内の飼育水に使用している流入水が濁り、心配です。

雨が降り、流入水濁り
posted at 2019/12/02(Mon) 18:42:31
修正

2019/11/29
サクラマス発眼卵移設

サクラマスの発眼卵を利賀村の養魚場に
移設収容しました

サクラマス発眼卵移設


サクラマス発眼卵移設
サクラマス発眼卵

サクラマス発眼卵移設
卵収容した浮上槽


利賀村は、積雪があり、百瀬川の伏流水からひいている飼育水温は、7.8℃と射水市の庄川ふ化場の飼育水温14℃前後に比べて、低く濁りもありません。
posted at 2019/11/29(Fri) 17:27:58
修正

2019/10/21
令和元年度庄川さくらます竿釣者アンケート結果

令和元年度庄川さくらます漁獲量調査としまして、庄川さくらます竿釣り許可証購入者様を対象にアンケートハガキを送付しました。
アンケート結果がまとまりましたので、報告させていただきます。

令和元年度さくらます竿釣り許可証購入者の総人数は、176名でした。
アンケートの提出者は、113名、提出率64.2%と非常に多くの方に協力いただきました。
本当に貴重なデータをありがとうございます。

↓↓PDFデータ
令和元年度庄川さくらます竿釣者アンケート結果

皆様の返信して下さったデータは、今後の庄川をより良い漁場にするために使用させていただきます。
要望の中に、今回のアンケート結果を是非公表してほしいとありましたので、個人情報に抵触しないもので、公表させていただきました。

令和元年度庄川さくらます竿釣者アンケート結果
庄川漁連HPの左欄にあります、増殖事業・報告をクリックしていただき、下部の報告の中にこれまでの結果も合わせてみることができますので、過去のものも合わせて見ていただければと思います。


令和元年度庄川サクラマスアンケート結果について

平成30年度からのリピーターは115名であり、65.3%がリピーターでした。
平均年齢は、50.6歳、リピーターが65.3%ということで、年々上昇しています。
(平均年齢、H28→47.5歳、H29→48.5歳、H30→50.3歳)

釣果は回答者111名で162尾の釣果があり、一人平均釣果尾数は1.46尾でした。
(一人平均釣果尾数、H28→1.02尾、H29→1.84尾、H30→1.17尾)

釣果を単純に承認者全体に引き延ばすと、総釣果尾数は、257尾、漁獲量は、642.5kg(1尾平均2.5kgより)と推定されました。
(推定総釣果尾数、H28→242尾、H29→333尾、H30→228尾、漁獲量、H28→701.8kg、H29→765.9kg、H30→706.8kg、平均全長H28→58.7cm、H29→55.7cm、H30→59.5cm、R01→57.9cm、平均体重、H28→2.9kg、H29→2.3kg、H30→3.1kg、R01→2.5kg)

回答者91名の平均釣行時間は71.0時間でした。
総釣果尾数の推定値と総釣行時間より、1尾釣るのに必要な釣行時間は、48.61時間と推定され、全体では、昨年度と比較して、釣れやすいシーズンであったと考えられます。
(1尾釣るのに必要な釣行時間、H30→53.53時間)

今シーズンは水量が少ないシーズンであったため、釣果がE区域、F区域の下流域で80%を占めました。
大きな出水があり、水量の多い時期が序盤に続いた昨年度は、A区域、B区域の上流部での釣果が多かったことを考えると、水量が釣果場所に大きな影響を与えることがよく分かります。


今シーズンで4シーズン分のデータが集まりましたので、過去のものと見比べると色々な発見があります。
今後もアンケート調査を続けサクラマスの資源管理、漁場管理に活用させていただきますので、今後ともご協力を宜しくお願いします。
posted at 2019/10/18(Fri) 13:23:24
修正

2019/10/16
サクラマス初採卵

庄川漁連場内で飼育しているサクラマスの採卵を行いました。
3年飼育して、ようやく採卵することが出来ます。
池で、採卵に適した魚を選別した後、採卵室に運び採卵しました。
サクラマス初採卵
余分な水分を拭き取る作業
サクラマス初採卵
卵の状態を確認する作業
サクラマス初採卵
卵に精子をかける作業
次は18日に採卵する予定です。

posted at 2019/10/17(Thu) 16:29:15
修正
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