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2019/03 diary

2019/03/01
本日、渓流解禁

早いもので、3月になりました。
本日は、天気良く、花粉症の方には厳しい季節がやってきましたね
渓流が本日より解禁となっています。

本日、渓流解禁
庄川上流、南砺市下梨地先付近の様子

雪解けがあり、水量はあるようですが、積雪もありますので、雪崩、足元に注意して無理せず安全第一でお願いします。

本日、渓流解禁
合口ダムの様子

下流域は水量の少ない状況となっています。

本日、渓流解禁
南郷大橋上流域の様子



渓流解禁のお知らせ
3月1日より百瀬川(内共第13号)のイワナ・ニジマス漁、庄川上流、利賀川(内共第15号)のイワナ・ヤマメ・ニジマス漁が解禁となります。
遊漁期間は3月1日から9月30日までとなります。

小牧ダムより下流、庄川(内共第14号)のサクラマス漁及びヤマメ・ニジマス漁は4月1日より解禁となりますので、お間違えなきようお願いします。
posted at 2019/03/01(Fri) 15:16:50
修正

2019/03/02
天気良く、釣り日和

天気良く、釣り日和
南砺市下梨地先周辺の様子

本日、天気良く釣り日和となっています。
昨日より解禁している庄川上流では、釣りを楽しんでいる方がおられると便りが届きました。
雪解けの影響もあり、水量も多いようです。
急に深くなっている場所、流れの強い場所もありますので、ウェーディングの際は無理せず安全第一でお願いします。

天気良く、釣り日和
3月1日解禁日、大渡橋付近の様子
posted at 2019/03/02(Sat) 11:44:05
修正

2019/03/07
サケ発眼卵放流-バイバートボックス回収

2018年12月25日、26日に長野大学6名、東北大学3名の学生さん、日本海区水産研究所、富山県水産研究所の皆さんと共にサケ発眼卵の塩ビパイプ使用による直まき放流を行いました。

本日は、発眼卵放流による生残率を確認するため、南郷大橋上流域と下流域、計12箇所に埋設したバイバートボックスの回収を行いました。

サケ発眼卵放流-バイバートボックス回収
バイバートボックス回収の様子

サケ発眼卵放流-バイバートボックス回収
バイバートボックス水中画像

雨の中の作業となりましたが、増水もなく順調に全てのボックスを回収することができました。

サケ発眼卵放流-バイバートボックス回収
ボックスに残っていた稚魚の様子

ボックス内の死卵、仔魚の斃死数などカウントします。
どのボックスにおいても目詰まりによる閉塞もなく、良好な結果を得られ、埋設した20万粒の発眼卵放流群においても順調に浮上まで生残していたことが推測されました。

↓↓↓↓バイバードボックス回収の様子↓↓↓↓


庄川サケ事業においては、場内で飼育管理した放流魚を健康に安定して放流することに加えて、発眼卵放流や自然産卵を促す取り組みなど、河川を利用した増殖手法や野生魚の保全に目を向けた取り組みを推進し、サケ資源の増大につなげていきたいと考えています。

posted at 2019/03/07(Thu) 13:15:39
修正

2019/03/08
山間部で久しぶりの降雪

本日、朝から冷え込み、平野部に雪はありませんが、山間部では降雪があったようです。

山間部で久しぶりの降雪
庄川峡、南砺市下梨付近の様子

暖かい日があったり、肌寒い日があったり、一日の中でも寒暖差があります。
年度末ということで、慌ただしい季節となりますので、体調には注意したいものです。

山間部で久しぶりの降雪

お知らせ
3月1日より百瀬川(内共第13号)のイワナ・ニジマス漁、庄川上流、利賀川(内共第15号)のイワナ・ヤマメ・ニジマス漁が解禁しています。
遊漁期間は3月1日から9月30日までとなります。

小牧ダムより下流、庄川(内共第14号)のサクラマス漁及びヤマメ・ニジマス漁は4月1日より解禁となりますので、お間違えなきようお願いします。
posted at 2019/03/08(Fri) 8:12:00
修正

2019/03/09
春の訪れ

本日は、朝から天気良く、気温も上がる予報となっています。
朝は冷え込んでいますが、日中は暖かい日が多くなってきました。

春の訪れ
庄川ふ化場内では、つくしが沢山顔を出し、春の訪れを感じます。

春の訪れ
大渡橋周辺の様子

上流域、例年に比べて雪は少ないですが、朝は気温も水温も低い状況です。
朝から数名釣り人が確認されたと報告がありました。
河川においては、急な増水や深み、流れが強い場所、雪崩の危険もありますので、安全第一で無理をせず、釣りを楽しんで下さいますようお願いします。


春の訪れ
水温が低く、魚の活性も低いため、厳しい状況ですが、春の訪れ、水温の上昇と共に釣果も期待したいです。


お知らせ
3月1日より百瀬川(内共第13号)のイワナ・ニジマス漁、庄川上流、利賀川(内共第15号)のイワナ・ヤマメ・ニジマス漁が解禁しています。
遊漁期間は3月1日から9月30日までとなります。

小牧ダムより下流、庄川(内共第14号)のサクラマス漁及びヤマメ・ニジマス漁は4月1日より解禁となりますので、お間違えなきようお願いします。
posted at 2019/03/09(Sat) 8:21:01
修正

2019/03/12
サケ放流

本日は、今シーズン最後のサケ稚魚放流を行いました。
朝から雨が降ったり止んだりと、肌寒い状況でしたが、サケ稚魚達は元気に泳いでいきました。

サケ放流
3月8日のサケ稚魚給餌の様子

今シーズンは、捕獲が伸びず、H20年〜H29年平均捕獲尾数26,865尾に対して、10,563尾、過去10年平均の39%と、親魚確保が非常に厳しい状況の中、サケマス協議会をはじめ、関係各位の皆さまの協力もあり、9,310千粒を採卵し、8,795千粒の発眼卵を確保することができました。

サケ放流
積み込みの様子

収容卵数7,818千粒に対して、7,390千尾のサケ稚魚を放流し、生残率は94.5%でした。
雪の少ないシーズンとなりましたが、全体を通して水温は低く安定しており、河川水の藻、ヘドロも例年と比較して少なく、仔魚期においても、大きな問題はなく、飼育、給餌状況も良好で、無事放流までこぎつけました。

サケ放流
放流の様子

今季は新規事業として、200千粒の発眼卵放流を実施し、生残状況を確認したところ、生残率97.8%、194〜197千尾が稚魚に育って川を下ったと考えられ、良好な結果が得られました。
今後は、リスク分散、省力化、省コスト化の観点からも、養魚場で管理した飼育魚の放流だけでなく、河川を利用した増殖手法や自然産卵を促すなど、野生魚の保全に目を向けた取り組みを推進し、サケ資源の増大につなげていきたいと考えています。

↓↓↓↓2019年3月8日、サケ稚魚給餌の様子↓↓↓↓


サケ稚魚たちを放流し、寂しい思いもありますが、4年後、大きくなって庄川に沢山帰ってきてくれることを期待したいです。
posted at 2019/03/12(Tue) 17:41:29
修正

2019/03/18
サクラマス1年魚スモルト放流

本日は、晴天で絶好の放流日和でした。

平均体重25gのサクラマス1年魚を午前と午後で合計25,400尾、庄川右岸射水市大門地先にて放流しました。

サクラマス1年魚スモルト放流
計量風景

庄川漁連の飼育水温は10℃前後に対して、庄川の河川水温は約7℃と若干低く、放流したばかりのサクラマス幼魚は、団子状にしばらく固まっていましたが、次第に流れの中に消えていきました。

サクラマス1年魚スモルト放流
サクラマスの放流風景

今年度よりサクラマス1年魚の飼育池面数を増やし、飼育量を増加させました。
昨年のサクラマス1年魚スモルト放流の実績が約17,000尾でしたので、昨年比149%と約1.5倍に放流量を増加させることができました。

サクラマス1年魚スモルト放流
本日放流したサクラマス

これから、海に出て、立派なサクラマスになって庄川へ帰ってきてくれることを願っています。

サクラマス1年魚スモルト放流を増加させたことが、来年のサクラマスの遡上量、捕獲尾数増加に繋がることを期待しています。
posted at 2019/03/18(Mon) 17:20:19
修正

2019/03/19
用水止め 3/20 AM5:00〜 3/25 まで

本日は、朝から天気良く、春を感じる暖かい日となりました。

用水止め 3/20 AM5:00〜 3/25 まで
庄川合口ダム


庄川用水止めのお知らせ PDFデータ
明日、3月20日(水)午前5時から25日(月)正午まで、一斉用水止めが行われ、本川の流量が増加する予定となっています。

用水止め 3/20 AM5:00〜 3/25 まで
大門大橋下流域の様子

庄川本川放流量予定
19日14時10分現在の庄川河川放流量は、毎秒約40トンです。
14時から約40トンの予定です。
20日は0時から毎秒約20トン、5時から約60トン、
6時から約130トン、12時から約80トン、14時から約50トンの予定です。

用水止め 3/20 AM5:00〜 3/25 まで
小牧ダムの様子
posted at 2019/03/19(Tue) 14:30:44
修正

2019/03/20
庄川と私達の生活

本日も、昨日に引き続き、天気良く、暖かく、春を感じる日和になっています。
花粉症の方には辛い日々が続きますね

庄川用水止めのお知らせ PDFデータ
本日、3月20日(水)午前5時から25日(月)正午まで、一斉用水止めが行われています。
今後一年間の適正な用水配分や良好な水環境を保つため、この期間を利用して用水路や水門の点検・補修、土砂上げなどを実施します。

庄川と私達の生活
庄川合口ダムの様子
全門開門し、河川放流量が毎秒130トンと本川は増水しています。

庄川本川には大規模な発電専用ダムが多く建設され、生み出された電力は、大部分が関西の大都市圏へ送電されています。
庄川合口ダムより取水された用水は、かんがいのほか、防火、消流雪、環境、生活用水の地域用水機能としての役割を担っています。

庄川と私達の生活
和田川 射水市あおば台周辺の様子
平常は浩々と流れる和田川ですが、大きく減水しています。

和田川は砺波市と山田村の境界(標高240m)から始まり、低山地、農業地帯を北に流れ、坪野川、八幡川、鴨川を合流して、庄川に注ぐ、延長23.5kmの比較的小さな川です。
また合口ダムより取水された庄川の水は、延長約7.5kmの和田川共同水路を通り、砺波市福岡地内で和田ダムのダム湖に流れ込みます。

庄川と私達の生活
和田川 十一ヶ堰周辺の様子
水がなくなり、自転車などの粗大ゴミが川の底に沈んでいるのが確認できます。

和田川ダムに流れ込んだ庄川の水は、発電、農業用水、水道水、工業用水に利用されています。
高岡市島新地内にある和田川水道管理所(富山県企業局管理)では、水をきれいにして、工場や高岡市や射水市など、約8万戸の各家庭に水を送っており、私達の生活になくてはならないものとなっています。

その一方で、河口から約26kmの合口ダムまでで遡上が遮断、生息域が分断され、取水による、流量、生息域の減少など魚の棲む環境を悪化させています。
庄川流域に住む私達人間の当たり前な豊かな生活は、魚達の生活の犠牲に成り立っていることを心に留めて、庄川、そこに棲む生き物を大切に守り、未来に繋いでいきたいですね

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参考資料
庄川水系の流域及び河川の概要 国土交通省河川局より

庄川は、岐阜県飛騨地方、富山県西部地域に位置し、その源を岐阜県高山市烏帽子岳(標高1,625m)に発し、尾上郷川、大白川等の支川を合わせ、山間部を北流し富山県に入り、境川、利賀川を合流し、砺波平野・射水平野を形成する扇状地に出て北流し、富山県西部を経て日本海に注ぐ、幹川流路延長 115 km、流域面積 1,189 ㎢の一級河川である。

庄川水系における発電水利使用の端緒は、大正6年に当初許可を受けた利賀川から取水して いる大牧発電所であり、庄川本川においては、大正8年に当初許可を受けた小牧発電所である。 小牧発電所の取水施設である小牧ダムは、昭和5年の竣工当時は、東洋一とうたわれたほどで、 戦前は随一の規模のダムであった。その後、本川には次々と大規模な発電専用ダムが建設され、 完成時は国内最大のロックフィルダムだった御母衣ダムを最上流に、庄川用水合口ダムを最下流にして連なる現在の本川利水ダム群が、昭和 30 年代後半までにはほぼ構成されるに至った。
これらダム・発電所群により生み出される電力は、大部分が関西の大都市圏に送電されている。

このほか、支川にある利水ダム及び境川ダムなどの補助多目的ダムを加えた発電取水が行われているダム総数は、庄川水系全体で現在 17 箇所あり、これに堰堤などから取水するものをあわせて、関係する発電所数は庄川水系全体で 28 箇所になる。これらの総出力(許可)は最 大約 102 万kW にのぼって、庄川水系は原子炉1基分に相当する発電が行われており、電力供給に重要な地位を占めている。
posted at 2019/03/20(Wed) 13:14:47
修正

2019/03/23
春の川

暖かい日が続いていましたが、昨日、今日と気温が下がり、寒暖差のある日々が続いています。
年度末の忙しい時期ですので、体調には十分注意していただければと思います。

春の川
庄川合口ダムの様子

庄川本川放流量予定
22日19時40分の庄川河川放流量は、毎秒約130トンです。
20時から約130トンの予定です。
23日は0時から毎秒約110トンの予定です。

春の川

3月も下旬となり、4月1日のサクラマス解禁が近づいてきました。
用水止めの影響もあり、合口ダムは全門開門、増水が続いています。
庄川は春の川になっています。
この水でサクラマスが多く遡上してくれることを願うばかりです。

お知らせ
3月1日より百瀬川(内共第13号)のイワナ・ニジマス漁、庄川上流、利賀川(内共第15号)のイワナ・ヤマメ・ニジマス漁が解禁しています。
遊漁期間は3月1日から9月30日までとなります。

小牧ダムより下流、庄川(内共第14号)のサクラマス漁及びヤマメ・ニジマス漁は4月1日より解禁となりますので、お間違えなきようお願いします。
posted at 2019/03/23(Sat) 10:42:58
修正
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