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» さけ・ますふ化放流抜本対策事業 date : 2018/12/20
今年度より庄川では、さけ・ます資源回復推進事業のさけ・ますふ化放流抜本対策事業として、新たにサケ卵の発眼卵放流を行います。

本日は、発眼卵放流の回帰率を推定するためのアリザリンコンプレクソン(ALC)標識を施す作業を行いました。

さけ・ますふ化放流抜本対策事業
ふ化槽に20万粒の発眼卵を収容

さけ・ますふ化放流抜本対策事業
200ppmとなるよう調整したALC溶液を流し込みます。
赤紫色でバスクリンのようなイメージです。

さけ・ますふ化放流抜本対策事業
ポンプ循環で24時間浸漬させます。

庄川では平成23年度(2011年度)よりさけ・ます高品質化事業、種苗放流手法改良調査事業(平成27年度より)において、耳石にバーコード状の温度標識を施標して稚魚放流を行っていますが、ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができるようです。

施標した発眼卵は、日本海区水産研究所、富山県水産研究所、大学生の皆様の協力のもと、12月25日、26日に塩ビパイプを用いた直まき放流を行う予定となっております。

増水なく、天候にも恵まれ、作業が滞りなく進むことを願っています。
  posted at 2018/12/20 21:30:33
lastupdate at 2018/12/20 21:49:07
»category : サケ修正

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