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» サクラマス一年魚、春スモルト放流 date : 2023/03/21
3/21、日本中がWBCで盛り上がっている最中、午前中2回、午後2回に分けて、サクラマス一年魚の春スモルト放流を行いました。

サクラマス一年魚、春スモルト放流

令和4年度のサクラマス1年魚の春スモルト放流は、3/21、丸一日かけて、合計で43,800尾、1,253kgとなりました。
放流体重は、24.0g〜32.7g、平均28.6g、そのうち脂鰭を切除した個体は、19,631尾で約45%となっています。

サクラマス一年魚、春スモルト放流

参考:サクラマス1年魚スモルト放流尾数
令和4年度放流実績:約43,800尾
令和3年度放流実績:約37,000尾
令和2年度放流実績:約41,900尾
令和元年度放流実績:約36,800尾
平成30年度放流実績:約25,400尾
平成29年度放流実績:約17,000尾

近年、サクラマス1年魚の飼育池面数を増やしてきたことが、放流尾数にも結びついています。
今後は、鰭切り標識などでスモルト放流の放流効果を評価できればと考えています。
資源量が激減しているサクラマス、スモルト放流尾数の増大の成果が出て、1尾でも多く、サクラマスとなって庄川へ帰ってきてくれることを願うばかりです。

サクラマス一年魚、春スモルト放流

今回、脂鰭を切除した個体を含むスモルト放流された個体は、これから海へ出て大きなサクラマスとして回帰するのは、来年になります。
しかしながら、昨年も脂鰭を切除した個体を22,000尾、スモルト放流しており、今シーズン、回帰してくれるものと思われます。
その他にも、降河中の個体や河川に残った個体などが、釣りや網で捕獲されることがあるかと思います。
脂鰭のないサクラマスが捕獲された場合は、是非とも一報いただけると幸いです。
  posted at 2023/03/21 16:34:54
lastupdate at 2023/03/21 16:43:45
»category : サクラマス修正

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