reload
«« サケ耳石温度標識査定工程の習得 | main | アユ釣果情報 »»

«« カテゴリ内前記事(サケ耳石温度標識査定工程の習得) | サケ | カテゴリ内次記事(サケ捕獲のためのヤナ設置) »»

 
» サケ耳石温度標識査定工程の習得A date : 2016/08/10
8月9日〜10日の2日間、新潟県にあります国立研究開発法人 水産研究・教育機構 日本海区水産研究所に、サケ耳石温度標識査定工程の習得としまして、研修に来ています。

本日は、取り出して樹脂で固定したサケ稚魚の耳石の研磨を行い、顕微鏡で確認を行いました。
昨年、庄川の河川で捕獲されたサケ親魚の耳石についても研磨し確認を行いました。

庄川では、2011年より耳石温度標識をつけたサケ稚魚を放流しています。
サケは主に4年魚が主となり回帰しますので、昨年、捕獲、サンプリングされたサケ親魚には標識のついた4年魚が含まれている可能性が高く、実際にそのサンプルの中から標識がついた耳石を確認することができました。

サケ耳石温度標識査定工程の習得A
研磨の様子

サケ耳石温度標識査定工程の習得A
研磨し顕微鏡で見た耳石
黒色化しバーコードのように標識が確認できる。

サケ耳石温度標識査定工程の習得A
庄川で昨年捕獲、サンプリングされたサケ親魚の耳石

耳石の取り出し、固定、研磨と多くの工程を経て耳石を査定していることが、体験することで、より理解が深まりました。
膨大な量のサンプルからデータ取りを行っている研究員の皆様の大変さを実感でき、頭の下がる思いです。
  posted at 2016/08/10 19:19:16
lastupdate at 2016/08/10 19:19:16
»category : サケ修正

:: pplog ::