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» サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目 date : 2020/03/04
今日は、午前中にサケ稚魚放流(耳石温度標識B区分目)を行いました。
昨日は庄川の水量が少なく、放流場所の川底に穴を掘り、今日の放流に備えていましたが、水量も増えて危なげなく放流することが出来ました。

サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目
稚魚の計量の様子

サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目
放流の様子

サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目
放流した稚魚

放流時の水温は7.8℃でした。

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。
耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施したものが、耳石温度標識です。

今年度、庄川においては、サケ稚魚の飼育密度が回帰に与える影響を調査するため、高密度区に2.4nHの耳石温度標識、低密度区に2.6nHの耳石温度標識と異なる標識を施標して放流しました。
主に4年で回帰するサケ親魚の耳石をサンプリングし回析することで、より良い増殖手法を探ろうというものです。
4年後には、元気に大きくなってたくさん庄川に帰ってきてほしいです。
  posted at 2020/03/04 12:38:45
lastupdate at 2020/03/04 19:34:37
»category : サケ修正

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